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商品開発ストーリー1「リレーションシップ構築」プログラム版

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ストーリー1「リレーションシップ構築」プログラム版

投げられた苦言

「あんたは、役員に対する関わり方をわかってない!」

21年間のハウス食品での経歴のうち最後の7年間、全身全霊取り組んだグループ経営企画部署マネージャーとしての経験、その中で延べ30人の子会社社長とお付き合いし、経営をサポートしてきたという自負を持っていた私にとって、その言葉はまるで頭をハンマーでガツンと殴られたようなものでした。

これは、4回にわたるリレーションシッププログラムをとある企業様に提供しに伺った第一回の終わりぎわに、参加者全員の前に立つ私へ向かって、プログラム参加されていたその会社の社長様から投げられた苦言でした。

この案件は、経営陣と管理職との連携不足を解消し、次期中期経営計画実現に向けて一枚岩のチームになりたいというその会社の管理本部長様のご依頼を頂いたものであり、私の7年間にわたる古参幹部との関係に悩む子会社社長への経営支援経験や、M&A後の親会社と子会社間の葛藤・問題の解決及び交流促進経験を基に、組織&関係性コーチングや組織開発手法を織り交ぜて作り上げたプログラムをご提供させていただくということで始まりました。

しかし、このことがあってプログラムは第一回で中止となってしまいました。

これまで何度も実践して来たことでしたし、上手く行ってきたものだっただけに、この出来事に、私は非常にショックを受けました。

自分には、経営陣に関わらせていただく資格なんて実のところ無いんじゃないか…。
自分は経営者の支援をできる、なんて思っているのは単なる思い上がりなんじゃないか…。

「人生のオーナーシップを自らの手に」を旗印に、社長も社員も自分の可能性を諦めず自発的に働き、それぞれが組織や仲間のために貢献し合う組織づくりを目指したライフオーナーシップ設立当初の心が折れそうになり、人前に立つことさえ怖くなりました。

意気消沈する私は藁をもすがる気持ちで、それまで学んできた心理学の師匠に会いに伺いました。そこで聞いた次の言葉が私に再度奮起する力を与えてくれました。

「世の中には失敗なんてない。あるのは成功か成長だ」

起こった出来事を失敗と捉えるか、自分の成長の機会と捉えるかによって、物事の見えかたが大きく変わる事に気づかせて貰えました。

そして、今回の出来事を冷静に振り返り、この経験から自分が学べる事を拾い出して行きました。

「自分には、経営者の苦しみや悩みを理解できる」
これは私の思い上がりであり、私には解らないことだらけなのだからそれをまず認めよう。

そして振り返ってみると、私が想像している以上に、経営者の方々には抱えるものがあり、そこに対する配慮やプログラム作りが私には足りなかった事にも気づきました。折角いただいたチャンスなのだから、良い結果を出そうと焦るがあまりに、「第三者を挟んでいるとはいえ、大勢の部下と組織に問題について話をする場で経営陣の方々はどんな気持ちでいらっしゃるのか?」に対して想像が足りませんでした。

こうした反省からプログラム作りを再度始めました。

これまで経営者の方々のお手伝いをしてきた私の体験から多くの経営者の抱えるものとして見受けられたのは、部下や社員との対話をするにあたっての次のような懸念や不安でした。

  1. 部下や社員の言うことを聞いていたら、我儘ばかり言われて収拾がつかなくなるし、前に進まなくなるのではないか?
  2. 組織の問題を取り上げると、結局は自分の経営者としての至らなさを責めたてられ、信用も失墜してしまうのではないか?
  3. 結局は自分の事を理解してくれる人は、社内にはいない事を目の当たりするだけに終わるのではないか?

新たなに作り上げて行くプログラムではこれらの事に配慮をして、次のように組み立てて行きました。

  1. 経営者、部下ともに単に言い分や不満をぶつけ合うだけで終わるのではなく、その奥にある「本来願っていること、願っているビジョン」を共有しあえるようにする
  2. 問題の原因は、誰か一人だけに責任があるのではなく、このプログラムは誰か一人を糾弾しようとするものでもない。そこに関与する全ての人に問題の原因はあり、解決にもすべての人に責任がある事を理解してもらうようにする
  3. 上司と部下、経営陣とマネージャーと言ったタテの関係を深めていくためには、まずは職位が同じ者同士で関係作りをして孤独感を払拭してから、タテの関係作りに移る形をとる

こうして、ライフオーナーシップが提供させて頂く「リレーションシップ構築支援」プログラムが出来上がりました。

これは「あんたは、役員に対する関わり方をわかってない!」とその時の私にお灸を据えて頂いたお陰であり、そこが始まりでした。今でも感謝の気持ちで一杯です。

社会の状況、人々の意識は変化しています。ですから社会の一員であり人間の集合体である組織を活性化するためのリーダーシップ開発支援、リレーションシップ構築支援、どちらのプログラムもこれで完成とするものではなく、進化して行く必要があるとも思っています。

これからも日々組織活性のお手伝いをしながら、逆に多くの経営者の方からも学ばせて頂いている事を、プログラムのより一層のブラッシュアップに活かして参ります。

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