代表プロフィール

垂水 克己(たるみ かつみ)

組織活性コンサルタント/エグゼクティブコーチ


組織の一体化と信頼感醸成を創り出す組織変革のスペシャリスト。

1965年、東京都生まれ。中央大学商学部経営学科卒業後、ハウス食品(株)に入社し14年間、地場量販店からイトーヨーカドーの地域本部などへの営業に従事した後、グループ経営企画部署に異動。

部署統括マネージャーとして組織風土改革及びM&A先企業との企業グループ一体感醸成、子会社経営支援など7年間にわたって奔走。その間、子会社社長の「右腕的存在」としてエグゼクティブコーチング及びコンサルティングを行う。

09年に独立し現在は、製造業、IT企業、流通企業、人材サービス業など多岐にわたるクライアントに対して、「みんなが輝いて働く組織づくり」をテーマとし、会社員時代のマネジメントでの失敗・苦労経験や、独立後のストレス過多によるうつ病経験を活かして、等身大の自分の強みを引き出すエグゼクティブコーチング及び管理職者に対するリーダーシップ研修などを行っている。

コーチングは延べ200人、約1500時間、次世代リーダー育成や管理職研修の受講者は5000名を超える。

<著書>

実務&コンサルのプロによる間違わない! 事業承継Q&A― ㈱清文社/共著

主な資格

主な資格
  • 中小企業診断士(経済産業大臣認定)
  • PCC(国際コーチ連盟認定プロフェッショナルコーチ)
  • ORSCC(プロフェッショナル組織&関係性コーチ資格)
  • CPCC(プロフェッショナルコーチ資格)
  • プロセスファシリテーション・トレーニングコース修了
  • リーダーシップ・プログラム修了(コーチ養成機関CTI主催)

好きな場所・街

ミネソタ州バウンダリーウォーター・カヌーエリア・ウィルダネス

ミネソタ州バウンダリーウォーター・
カヌーエリア・ウィルダネス
モーターボートや車などを完全にシャットアウトした手つかずの大自然があるところをカナディアンカヌーを漕ぎながら旅をしていくことは格別の体験です。

ニューヨーク州マンハッタン島

ニューヨーク州マンハッタン島
歴史的建造物を大事にしつつ、超近代的ビルが共存するように立ち並ぶ風景から多様性が醸し出す豊かさを感じます。

好きな映画

マトリクス

SFXアクション映画。「マトリクス」「マトリクス・リーローテッド」「マトリクス・レボリューションズ」の3部作。出演者・・・キアヌ・リーブス、キャリー・アン・モス、ローレンス・フィッシュバーン等。
特に好きなのは、1作目でモーフィアスが主人公のネオにカンフートレーニングをしている際に、モーフィアスが「早く動こうと思うな。早いことを知れ」と言うシーン。

フリーダムライターズ

アメリカ合衆国でベストセラーとなった実話を基にした2007年の映画。主な出演者:ヒラリー・スワンク、パトリック・デンプシー、スコット・グレン。
特に好きなのは、主人公で国語教師のエリン・グルーウェルが、兄の終身刑に落ち込み自ら落第を望む生徒アンドレに対して、「あなたを絶対に落第させない!必要ならあなたの家に押しかけていってもいいわ。なんでかわかる?あなたを信じているからよ!!」と言うシーン。

すきなこと・趣味

薪ストーブの前で「ぼ~っ」とする
  • 薪ストーブの前で「ぼ~っ」とすること
  • 薪割り
  • 見知らぬ町(特に海外)を一人で散策すること
  • カナディアン・カヌーでのツーリングキャンプ
  • ドラム演奏(ドラム歴25年)
  • 今もバンドに所属してライブにも出演しています。ライブ出演をする時は、ブログにて告知させて頂きます。
好きな食べ物カレーライス、ナポリ風ピッツァ、スパゲティ
好きな飲み物ベルギービール、スパークリング・ウォーター、赤ワイン
好きな音楽60年代のブラックミュージック(マービンゲイ、ダニーハザウェイ)

キャリアストーリー

23歳 中央大学商学部卒業後 ハウス食品株式会社に入社

就活、入社

学生時代を通してドラム演奏に打ち込んできたものの、プロになる程の自信はなく大学4年になってからやむなく就職を考え出す。

あまりこだわりはなかったが、友人からの「自分で商品を吟味できる食品業界が親しみやすくて良いんじゃないか」というアドバイスに納得し、食品業界に絞って就活。

バブル期絶頂だったこともあり、始めてから2ヶ月程経った頃、1番最初に内定をもらえた会社に入社を決意。ドラムを趣味として思いっきり満喫するための生活費稼ぎといったような気楽な気分で入社、営業部門に配属となった。

32歳 昇格試験での挫折経験が一つの転機に

モチベーションはどん底に

気楽な気分で入社したものの、毎日の仕事は忙しく、また刺激的でもあり、元来の負けず嫌いで成功意欲の高いことが功を奏して、目標を達成していくことに夢中に。結果まずまずの好業績を残してきたが、32歳を目前にして昇格試験に2年連続不合格。

同期入社はおろか後輩にも先を越されていくうちに仕事へのモチベーションはどん底に。

「自分を正当に評価しない会社に、何が楽しくて毎日通っているんだ?」と嫌気がさしてきて仕事にも身が入らなくなり成績も急降下するという悪循環にはまっていった。

中小企業診断士試験にチャレンジ

そして会社を見返してやろうと強く決意し、中小企業診断士試験にチャレンジ。3年間にわたり睡眠時間を3~4時間まで削って猛勉強の末、資格を取得した。

資格取得後は転職してやるぞと息巻いていたものの、箸にも棒にもかからず、会社に留まることにした。但し資格を活かして新たなことにチャレンジしたいと強く思い、会社に異動願いを出すことを決意。

この時はじめて、「自分が仕事を通して何を得たいのか?何を成し遂げたいのか?」について真剣に考え始めた。

人生のオーナーシップを自らの手に

この頃、コーチングに出会い、コーチングを自ら体験しながらも一方で技術を学び始めた。その結果、自分の可能性を実現させるためにチャレンジする人が、成功できるようにサポートをしていくことを仕事にしていきたいと思い出した。

この一連の経験をきっかけに、人生の主導権を会社や家族といった外部に預けるのではなく、自分がしっかりと握ることがどれだけ大切かを痛感した。

この頃から「人生のオーナーシップを自らの手に」という言葉が信条となる。

36歳 異動先でマネージャーとしての厳しい洗礼を受ける

色々なことに無気力に

提出した異動願いが受諾され、14年間在籍した営業部門からグループ経営企画部署にマネージャーとして異動。そこでは、長年財務部門や総務部門に携わってきたメンバー達が部下に。

マネージャーとして存在感を発揮しようと意気込んだ私は、これまで踏襲してきたやり方を見直しに早々に着手したものの、部下達との間には大きな亀裂が生まれ、何度となく言い合いに。自分の考えが通らないことを、自分のことを見くびられていることと捉え、こちらの言い分を上司という立場を利用して押しつけようとする私への部下達からの反発は、日に日に激しくなる一方。

「自分は何に苦しんでいるのか?」

自分はマネージャーとして役に立てていないかもしれないことが露呈する恐怖におびえ、部下達に上司として認められていない屈辱感に苛まれ、ストレスは最高潮に。毎週、会社に向かう足がどんどん重くなっていったのを憶えています。この頃、精神的にも追い詰められ、色々なことに無気力になってしまっていました。

追い詰めに追い詰められ、「自分は何に苦しんでいるのか?」ということを必死に考えてみると、「業務全般の知見において、部下よりも劣っており、自分はそこを馬鹿にされているのではないか?加えて、自分は無価値なのではないか?」という恐れでした。それを否定したいが為に、部下達に必死にマウンティングをしていたのだとも気がつきました。

不得意なところは得意な部下やメンバーをみつけて任せる

その奥には、「マネージャーは、部下達よりも全てにおいて優れ、質問されたことには即座に答えられないと、優秀とは認められず、価値も無い」という自分の思い込みが自分を苦しめているのだと思われました。

それに気づいた時に、「自分は、自分の強みを活かしたマネジメントを行い、部下の方が得意なところは部下に任せ、自分と部下がお互いの強みを活かし合う関係にしていかないと、身が持たないな?」ともあきらめがつきました。

そこからは、自分で何でも網羅しようとはせずに、自分の強みである戦略性や営業観点を活かした全体統括を行いながら、細部に関しては部下の意見や能力を活かしていくという組織運営に移行していき、ストレスがビックリするほどにすっ飛んで行きました。

ここで学んだ事は次の3つです。

1
「あるべき」マネージャー像に捕らわれていないかに気を付ける
2
自分の強みを活かしたマネジメントを行い、不得意なところは得意な部下やメンバーをみつけて任せる。
3
「やっかいな部下」と思える部下ほど、後から考えると自分の人間力を鍛えてくれる

M&A後のぎくしゃくした親子会社間の関係に取り組む

M&A後のグループ会社間の一体感醸成に取り組む

結局、グループ経営企画部署には7年間在籍。その間、会社としてはM&Aで2社を子会社化。ここでは、M&A後のグループ会社間の一体感醸成に取り組んだ。そこで経験したことは、M&Aをした後の親会社と子会社とが一致団結していくことの難しさであった。

親会社としては多額の出資をしたことの是非を、M&A後の子会社実績や、グループとしてのシナジー発揮によるグループ業績で株主や市場から監視される。その為全体最適という名の下に強権発動をしていったり、逆に子会社との軋轢を恐れるあまり気を使いすぎてリーダーシップを発揮できなかったりと迷走しそうになった。

逆にM&Aされた子会社の方には、社員の経営陣や親会社に対する疑心暗鬼や、元親会社から売却されたという裏切られた気持ちや悲しさ、絶望感が渦巻いていることが多く、なかなか素直に親会社との話し合いに望めないという難しさがあった。

親会社と子会社とで、まるで綱引きをしているような状態で、業績は不振を極め、「M&Aをしたことは失敗だったのではないか」という陰口まで社内には流れるありさまだった。ここでは、一貫して親会社と子会社間の葛藤・問題の解決役として活動。

M&A後のグループ会社間の一体感醸成に取り組む

ついつい感情的になり、騒然となったり冷戦状態になったりする話し合いの場を両者にどんな考えや思いがあるかを話し合い、相手に対する思い違いを解いてくための仲介役を務めた。これらの経験を通して「問題の奥に潜むコミュニケーション(組織内・組織間)のこじれを解決するためのスキル」を体得していった。

また社内では「10年後の企業像を検討していくプロジェクト」の参画メンバーにも抜擢され、会社の目指すべき姿を経営陣に答申する仕事も行った。

これは、生産、営業、開発、研究、管理といった様々な部署の課長クラスのメンバーが合計10名程度が選抜して集められ、会社が10年後にはどんなビジネスをドメインとして行き、そのためにこれからの10年をどのように経営していくべきなのかを検討していくプロジェクトだった。

ここではそれぞれ立場や置かれている環境が異なるため、当初は話しが噛み合わずに、何度も話し合いを中断せざるを得ない状況になり、予定されていた経営陣への答申日に間に合わないのではないかとまで心配された。

部署をまたがるメンバー同士が交流

それでもみんなが諦めずに最後までたどり着けたのは、「メンバー誰もがハウス食品を愛し、ハウス食品の成長を願っている同志である」という実感だった。この実感が異なる考えや意見を持つ人同士が、諦めずに妥協もせずに討議を続けられ、答申へと持ち込む事が出来た。ここでの答申はその後、全社戦略にも取り入れられ実際に実現に向けての一歩を踏み出した。

ここでの体験は、組織変革に向けての同志がいることでその後社員にどのようなモチベーションになるかを実感できたと同時に、部署をまたがるメンバー同士が交流する際の留意点やコツも学ばせてもらえた。

ここでの学びは現在、数多くの企業に対して組織変革支援をさせて頂く際に、私の礎になっている。

こうして、経験から体得した次の三つにより、私は数多くの社長達からアドバイスや支援を求められ、かわいがられた。

1
経営全体の流れや仕組みに対する知見から来る俯瞰した視点と同時に、あるべき論だけでなく現場の状況・状態にも則した視点も兼ね合わせたアドバイス(あるべき論だけでは、現場は動かないことを「10年後の企業像プロジェクト」での活動を通して実感し、それを経営アドバイスにも活用)
2
大抵の問題の奥に潜むコミュニケーション(組織内・組織間)のこじれを解決するためのスキル(M&A企業間の葛藤・問題解決の経験から体得)
3
コミュニケーションスキル(営業経験及びコーチング経験)

43歳 21年間勤めた会社を退職し独立

会社を退職し独立

21年間勤めてきた会社には愛着も愛情も非常にあったのだが、自分自身の可能性にチャレンジしていきたいと考え、安定や安心を捨て独立を決意。

「人生のオーナーシップを自らの手に」を旗印に、先代からの古参幹部との関係構築に悩む2代目社長が、そしてそこで働く社員それぞれが、自分の可能性を諦めず自発的に働き、それぞれが組織や仲間のために貢献し合う組織づくりを目指し、ライフオーナーシップを設立。

独立後は、製造業、IT企業、流通企業、人材サービス業など多岐にわたる企業への組織活性コンサルティングや次世代リーダー育成やエグゼクティブ育成プログラムの研修を行う。

組織変革に関わった経営者は100名以上、次世代リーダー育成やエグゼクティブ育成プログラムの受講者は5000名を超える。

「経営・ビジネスにに正解は無い」「挑戦をしようとしている経営者・幹部が一人で孤独になって良いはずは無い」という理念のもと、経営幹部のリーダーシップ開発と経営陣とミドルマネジメント間のコミュニケーションギャップ解消で組織変革を成功に導く。

52歳 仕事のプレッシャーに負け、うつ症状を発症し、自宅に引きこもる

うつ症状を発症

独立して8年間、がむしゃらにやってきました。

自分の可能性を拡げるために、仕事を選り好みせずに依頼や声をかけてもらった仕事は断らずにまずは挑戦をするというスタンスで取り組んできました。

紹介者やクライアントの期待に応え、最高の結果を残そうと無理をしすぎたのかも知れません。結果を残すことにこだわり過ぎたゆえのプレッシャーに堪えきれなかったのかも知れません。期待に応えようと、自分にとっては苦手なことを克服しようと自分に負荷をかけすぎたのかも知れません。

有る時を境に、心がポキッと折れてしまったように、人前に立つことが酷く怖くなり、自宅に引きこもるに至りました。この結果、お声がけ頂いていた仕事をお断りして、随分と迷惑もおかけしてしまい、申し訳ない気持ちで一杯になり、随分と自分で自分を責めました。

引きこもっている最中には、テレビのニュースで社会情勢などを見る度に自分が社会から脱落したことを痛感させられて、テレビから目を背けることが何度もあったことを思い出します。

家族や友人に支えられ、無事に社会復帰。コーチとして再始動

社会にカムバック

何も生み出さず、稼がず、ただ食べて寝るだけの自分への無価値感に苦しむ一方「社会になんとかカムバックしたい」という焦りばかりが募る自分を支えてくれる友人達にも随分と助けられました。

折に触れて、こちらの具合を確かめるようにラインで声を掛けてくれた友、ただただ、私の愚痴を聴いてくれた友、「仕事で転んだのだから、復活するのも仕事に向き合うしかない」と復活のチャンスをくれた友。

私は、そういった友人と家族に支えられ、引きこもりは半年で脱出。また、社会活動に復帰できました。

但し、何事も無かったかのように元に戻ったわけではありません。この死闘とも言えた半年間を終えて、その後の働き方、生き方を見直すきっかけになりました。

今は、次のように考えています。

1
自分が得意だと思われること、自分を活かせると思われることや場面を最優先に取り組んで行く
2
周囲やクライアントの期待に応えようと、自分に無理をさせない
3
結果ばかりにフォーカスし過ぎない
  • お悩み事例1 社員の気持ちがバラバラで組織に一体感がない
  • お悩み事例2 共に将来を担ってくれる人材が見つからない







代表・垂水克己インタビュー
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